Born In The 60’s -オヤジの法則-

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欽ちゃんの仮装大賞とアマチュア・ナイト

2005-09-05-Mon-23:36
ちょっと前のことで恐縮ですが。
日テレの24時間テレビで欽ちゃんの仮装大賞やってましたね。
素人参加者によるユーモアと意外性に富んだ仮装が面白くて僕も時々見ます。

でも、何となくなんですが、最近子どもの出場者が多いような気がしません?

大人がアイデアを出して仕掛けを作り、子どもたちに演じさせる。
しかもちょっとしたセリフを言わせたりして。
観客や審査員は「かわいい!」と喜び、ポイントはトュルトュルトュルっと上昇。
そして合格。
あんまり面白くないんだけどなあ、なんて思える作品でも、会場は「かわいいから合格!」的な雰囲気。

別にそれがいい悪いという話では決してありません。
もともとこの番組名には「欽ちゃんの・・・」って冠が付いているぐらいだから、欽ちゃんの人柄がその番組の性格そのものなのでしょう。
だから、暖かくてほんわかしたムードでいいんでしょうね。
とくに文句はありません。
でも、このことを考えると必ず思い出すことがあります。

もう、10数年も前の話ですが、ニューヨークに遊びに行ったときのことです。 マンハッタンの北部、ハーレムという黒人が多く暮らす街にアポロ・シアターというコンサートホールがあるのをご存知でしょうか。
そこで毎週水曜日に行われるアマチュア・ナイトというのを観に行ったのです。
アマチュア・ナイトとは、日本でいえばいわゆる「素人のど自慢」と「スター誕生」を合わせたようなもので、アマチュア参加者の中から毎週チャンピオンが選ばれる形式のものです。
必ずしも歌でなくてもよいようで、ダンスなどのパフォーマンスを演じるグループもいます。
土地柄でしょうか、参加者も観客もほとんどが黒人でした。
数か月に1度だったか、各週のチャンピオンを集めてグランドチャンピオン大会が行われるようです。
そしてグランドチャンピオンには全米デビューという大きなチャンスが開かれています。

過去の参加者としては、サミー・デイビス・ジュニア、マイケル・ジャクソン、スティービー・ワンダー、ローリン・ヒルなどそうそうたる顔ぶれが名を連ねており、かなりハイレベルなコンテストです。
今でもやってるのかなあ。

ところで、このコンテストはチャンピオンの選び方が非常にユニークです。
というのも審査員が観客なのです。
参加者が舞台に現れ、歌もしくはダンスなどのパフォーマンスを行い、それが素晴らしければ観客は拍手喝采、指笛などで盛り上げます。
そうなれば合格です。
ところが、それがちょっとでもヘタだったりつまらなかったりすると観客は立ち上がり、親指を下に向けて大ブーイングです。
もう曲が聞こえないくらいの。
すると、舞台右袖から掃除夫の格好をしたピエロが箒で舞台を掃きながら登場。
とっとと舞台から降りろ!
というジェスチャーでついにはその出場者を追い払ってしまうのです。
彼は自分のことをスイーパー(掃く人)と名乗っていました。
いかにもエンターテイメントの街ニューヨークという感じで、なかなか面白いルールです。

前置きが長くなりましたが。
さて、その日のアマチュア・ナイト。
10歳前後かな、子どもばかり10人ぐらいのグループが舞台に現れました。
観客たちはほのぼのとした面持ちで彼らを拍手で迎え入れます。
曲がかかると子どもたちはダンスを披露。
子どもにしてはなかなかいいんじゃない?そりゃ大人のようには上手ではないけど、なんてったってかわいいからいいよ。
なんて思いながら僕は観ていたのですが・・・
始まってほんの間もなくのことです。
なんと。
観客たちは立ち上がり、大ブーイング。
顔には敵意すら感じられます。
ものすごいブーイングの中、かのスイーパーが登場。
子どもたちを箒で追い払います。
泣いている子どももいました。
・・・
僕は唖然として観客を見廻しました。
な、なんてこいつらシビアなんだ。
なにもそこまでしなくても・・・
ちょっと空恐ろしくなりました。

こんなシビアな環境で子どもの頃から鍛えられていたら、ニューヨークから一流アーティストが次から次へと生まれてくるのも分かる気がする。
少なくとも日本では絶対ありえないことです。
子どもたちにとって、果たしてどちらがいいんでしょうねえ。
あの子どもたちのその後の人生がどうなったかについては、もちろん知るよしもありません。

子どもの鍛え方って、大きく分けて二通りかなと思います。
一つは、獅子が我が子を崖から突き落とすがごとく厳しいやり方。
もう一つは、褒めておだてて子どもを木に登らせるやり方。
崖から親に突き落とされても上まで自力で登ってきた子はその後ものすごい人材になるんでしょうけど、でも登って来れない子が実はほとんどで、そういう子については切り捨て、ということになりかねないですね。
また、子どもを木に登らせるのは、旨くおだてればほとんどの子ができるでしょうが、結果的にどの程度高くまで登れるかは結局その子次第なんでしょうね。

あなたなら自分の子どもをどちらに出演させたいですか?
欽ちゃんの仮装大賞?それともアマチュア・ナイト?
僕ならやっぱり・・・ノーコメント。


それにしても、この日チャンピオンになった女性3人組のアカペラコーラスグループは素晴らしかったなあ。
会場も大盛り上がりでした。
歌ったのが、アレサ・フランクリンの「ナチュラルウーマン」という僕の大好きな曲だったので、余計に感動してしまいました。
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COMMENT



2005-09-06-Tue-15:32
エンタメ帝国アメリカならではの話題ですね。
芸能にしろ、スポーツにしろ、ハングリー精神が強いですね。子供のうちから厳しい世界だと言うことを身をもって体験するんです。そうしながら強くなる。
日本はなかなかそんなふうには行かないでしょう。監督が選手にゲンコツくれただけでクビになってしまう世の中です。暴力を肯定するわけではないけど、そんなんじゃ強くなりっこないよなーって思ったりもします。

2005-09-06-Tue-22:32
僕自身、やはりどちらかというと体育会系なので、
甘い言葉で鍛えるというのは得意じゃないです。
鉄拳で育った世代です(笑)
結局のところどうやって育てるのが正しいかは、
その子が大人になってみないと答えが出ない
ところが難しいんですよね。

2005-09-07-Wed-07:58
私もどちらかというと厳しいタイプかな
何でも挑戦させたいタイプ
ダメでもいいからやれ~~~ってね
でも、子供のタイプで違うんだって思います。
兄ちゃんは気が弱いので、押してやったほうがいいタイプ
弟はおだてればなんでも出来ちゃうタイプなんですよ・・・

おかげで秋の浜からのダイビングも2人ともクリアしましたからね!
保育園なのに板から飛べるなんてすっごいよ~って褒めちぎったら、やるき満々でしたよ。弟君

兄ちゃんは飛ぶまでは時間がかかるけど、「いけ~~飛べる飛べ!」って感じでした。

私は時と場合によって両方上手く使い分けれるようになりたいですね。

2005-09-07-Wed-21:41
そうでんすね。
やっぱり使い分けるっていうのがいいですかね。
ウチも使い分けてるかな。
厳しくしたり、おだてたり。
とにかく、男の子だから逆境に強い子になって欲しい。
大人になれば、厳しい現実がいっぱい待っているんだし、
おだてたり、褒めてくれたりする人なんて少ないんだから。

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